宮ノ下食堂 森メシ (宮ノ下)
(前回からの続き)…ですが、その前に遡ること2週間……
まずは「生麦汁」。昼から……は最高ですね。
そしてちょっとしたおつまみとご飯をおまかせ。
まずは「水前寺菜と胡瓜の土佐酢和え」。この歳になるとこういう一品が嬉しい。
案の定、酒がすすみ「白ワイン」へ。
ワインはこちら、個人的命名「マゲ」。フランスはガスコーニュのソーヴィニヨンブラン。
そしておつまみ二品目 「海老しんじょと茄子のはさみ揚げ」。これが絶品!
茄子が油を吸うギリギリの揚げ具合。フレッシュで蒸したような食感の茄子にふんわりとした海老しんじょ…もうたまりませんよ。
そして〆…ではなく「飯」。即興で作っていただいた「はもの照り焼き丼 秋バージョン」。
秋を感じさせるきのこをふんだんに使用。
肉厚のはもが2枚も…。タレの味わいも絶妙で旨し。
結果的に「軽くランチ」の域を超え、ギヤがサードまでいっちゃいました。
「大涌谷効果」なのか「平日だから」なのか、18時を回るとほとんどが閉店。旅行者が散歩するにもかなり寂しい……。まぁ しょうがない…かな?
そろそろ時間です。お店に向かいましょう。
予約時間10分前に入店。娘の一人も5分ほどで合流。もう一人の娘はあと10分後くらいか…
お店の中央に予約席が。
待ちきれないので「親特権」でフライング「生麦汁」。2センチ飲んだところで娘が登場。そのフライング行動にいきなり激怒、機嫌が悪くなりました。
「親特権」も全否定され、納得いかない感じを抑え、主役の娘をなだめて「乾杯」になんとか持ち込みました。
乾杯はマスカットを使った微発泡。グイグイ飲む娘たち。「おいおい…貴方達 今20歳なったんだよね?」
そして料理スタート。今回は無理言って「おまかせコース」をお願いしました。
微発泡は娘たちの担当。親は白ワインをボトルでオーダー。
先付:トマトのマリネと汲み湯葉の三杯酢
トマト嫌いの長女が「美味しい」と叫んだトマト。そして酢の物は年寄りには嬉しい…
お椀:バターナッツのすり流し
バターナッツという南瓜の一種を使ったお椀。花紫蘇のいい香りが。
前菜:秋さばのクロスティーニ・新ジャガのマッシュサラダ・真鰯のマリネ 自家製タバスコ添え
三種盛られた前菜。これもさば嫌いの長女が「美味しい」と叫ぶクロスティーニ。マッシュサラダは見た目よりも味わい深く、真鰯は新鮮そのもの、それに……
かかっているのがこちらの「自家製タバスコ」。程よい辛味と旨味が。タバスコ愛好家の長女はもう大喜び!
刺身:真はた・地あじ・白鯛・稚鰤
小田原港 採れたての鮮魚。こちらも新鮮そのもの。
焼物:相州黒毛和牛のロースト キノコのクミン風味
柔らかい牛肉は絶妙の焼き加減。付け合わせのきのこも旨し。ワインが進む進む…
揚物:地あじと生姜のフライ 自家製ハーブ塩添え
カラッと揚がったあじはサクッとした食感。そして白ワインをグビッと。ここで別オーダーの白が終わり、同じ白 2本目をお代わり。
蒸物:大山どりときのこの玉地蒸し
しっとり蒸された茶碗蒸し。旨味が凝縮されています。
煮物:さがみあやせポークと焼き大根のたいたん
ホロホロに煮込まれた豚ちゃんと大根。この辺で用意していた赤ワインにスイッチ。もちろん白は飲み干しました。
食事:しらすおろしうどん
この辺から「会」はエキサイティング。お店のスタッフや他のお客さんを巻き込み、トークはヒートアップ。その合間に食べるうどん、自家製うどんに絶品なつゆでトークも止むほどの美味さ。こりゃたまらん。
そして「夜会」は終盤戦。最後の……
甘味:黒みつきなこアイス……は撮り忘れ。どうもすいません!
結果的に「白ワイン(微発泡も含む)3本、赤ワイン(試飲含む)2本」を制覇……って「会」の趣旨がずれてますよ〜〜。
とはいえ「メモリアルなひととき」には確実になりました。とっちぱれ。
お店のスタッフの方々、本当にありがとうございました。
ちなみに本来は「箱根随一の美味しいランチと夕食、そして季節感ある料理とお酒」を楽しめるお店なので、箱根にお越しの際は是非 ご利用をおすすめいたします。
警戒レベルが下がり、「大涌谷効果」も下火になるといいですね。
それではまた、次回。お楽しみに。